DETAIL
ボデガ・マラニョネスはスペインの首都マドリッドから車を1時間ほど走らせたところに在ります。造り手はフェルナンド・ガルシア。幼い頃から自然に親しんでいたフェルナンドは、大学で農学部を専攻し、最終的にワインに興味を持つことになります。
酸とミネラルをしっかり表現しているブルゴーニュワインや、ビオディナミを多く取り入れているロワールのワインを好んだフェルナンドは、スペインでもそのようなワインを造りたいと思うようになったそうです。その後、弁護士であるフェルナンド・コルネホの持つ畑を借りられることとなり、彼の素晴らしい畑に残っていた樹齢の高いぶどうを使ったワイン造りをスタートします。
透明感のあるダークチェリーレッド。使われているのは、標高650mの単一畑で育った平均樹齢70年のガルナッチャです。ザクロやアセロラ、ブラックチェリーの香り。時間が経つにつれて、森の下草の香りも。
豊かな酸味とミネラル、細やかなタンニンとのバランスが素晴らしく、エレガントな印象を持つワインです。しっかりとした造りで、本領を発揮するのに少し時間がかかります。早めに抜栓して、ゆっくりとした時間とともにお召し上がりください。