「恋人たちのキュヴェ」を意味するシャンパーニュ、キュヴェ・デ・ザムルー ブリュット グラン・クリュ。造り手は、仏シャンパーニュのコート・デ・ブラン地区で、1732年から8世代に渡って続くアンリ・ド・ヴォージャンシーです。

料理とワインがお互いを引き立て合う組み合わせを「マリアージュ（結婚）」と表現しますが、アンリ・ド・ヴォージャンシーは、その「結婚」をテーマにワインを造っており、敷地内にはウェディングミュージアムがあるそうです。

「1年のほとんどの時間を畑で過ごしています」という現当主パスカル・アンリは、厳格なリュット・レゾネ栽培に取り組み、化学肥料、除草剤、殺虫剤、防腐剤は一切使用しません。また今年2024年にはHVE（環境価値重視認定）の最高段階であるレベル3を取得予定です。

輝くイエローゴールド。細やかで滑らかな泡が立ち上ります。白い花やハーブの華やかな香り。瑞々しい酸味とミネラルを感じます。ほのかにトーストのニュアンスも。こちらで使われているのはグランクリュ・オジェのシャルドネ100%。ドライで、厚みも感じられるブラン・ド・ブランです。