今年もロワールのヌーヴォーの季節がやってきました。2020年から船便でやってくるようになったヌーヴォー。時間をかけて届いたヌーヴォーは、新酒らしさはそのままに、落ち着きのある味わいとなっています。いわばえでは、さらに少し休ませてリリースしました。

造り手は、ミュスカデの名手ジョゼフ・ランドロンです。1940年代からぶどうを栽培していたランドロン家がドメーヌになったのは1980年のこと。1999年にビオロジック栽培に移行し、さらに2011年にはビオディナミ認証も獲得。土地の個性を映し出すワイン造りを続けています。

やや緑がかった明るいイエロー。澄んで輝きがあります。青りんごやハーブの爽やかな香りに、メロンやパッションフルーツのフルーティーな香り。口に含むと、かすかに発泡しており、しっかりとした酸味とミネラル、後からほのかな苦味を感じます。ぶどうの持つ力強さを感じるヌーヴォーです。キリッと冷やしてお楽しみください。