レ・サンク・ヴィは、ヨアン・ヴィドメールの立ち上げたドメーヌ。医者を志していた彼が大学の夏休みにワイン造りのアルバイトをしたことで、ヨアンは大きく道を変えることとなります。
ブルゴーニュのドメーヌ・ドニや、ジュラのドメーヌ・モンブルジョーで修行し、2003年故郷のアルボワに借りた１ヘクタールの畑からぶどう栽培をスタート。化学肥料や農薬は一切使用せずに育てたぶどうを協同組合に売り、少しずつ畑を買い足していきます。
自身の醸造所ができたのは、2018年。最初にその道を歩もうとしてから20年もの月日が経っていました。

直接圧縮法による淡いサーモンピンク。平均樹齢45年のピノ・ノワールで造られています。ピンクグレープフルーツ、ベリーやアセロラなど瑞々しい赤い果実の香り。口に含むと、きめ細かい泡とともに伸びやかな酸味が広がり、ほろ苦さを感じます。12ヶ月間以上の瓶熟成を行っています。

果実味豊かで、綺麗な造りのクレマン。乾杯はもちろん、お食事の最後まで楽しむことができます。